露出計の話





もう5月になりました。桜が咲いてからあっという間ですね。



さてさて、PEN-Fを入手してウキウキな私ですが、カメラを手に取りながらちょっと考えたことがあります。

PEN-Fは、のちのFTと違い露出計がないカメラになるのですが、どうやって露出を決めたらいいのかなぁ…と。



今まで手に入れてきたハーフカメラは、すべて露出計が内蔵されたカメラでした。

光によって振れる針に指針を合わせたり、カメラ内部で振れた針を挟み込んで自動で露出を決定するカメラでした。

ですがこのPEN-Fは、そういった露出を決める機能がありませんので、何らかの方法で見た目に近い露出を決めてあげる必要があります。





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調べたところ、PEN-F専用の露出計があることがわかりました。

シャッターダイアルと連動して絞り値が示され、それに合わせれば適正露出が得られるという代物です。

ですが意外に高価で、なかなかおいそれと手が届く価格ではありません。



そこでどうしたらいいかと購入を検討したのが、この単体露出計↑

単体露出計って、今でもスタジオの撮影などで使われているのは知っていましたが、昔は撮影に必携のグッズだったのですね。

厳密にいうと、ストロボの光も含めた露出を測定できる入射式露出計が今でも良く使われていて、この古いタイプの反射式露出計は、カメラに内蔵されていることが当たり前になってしまったこともあり、今ではほとんど使われていないようです。





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この露出計は、セレンという太陽電池で光を感じ取り、指針が動きます。

ハーフサイズカメラのrepoやDemiと同じように針が振れますので、それに合わせてダイアルを回し適正露出を計ります。

ダイアルの内側がシャッタースピードで、外側が絞り値です。

ASA(今のISO感度)を設定すると内側は固定されますので、絞りの外側を指針に合わせ適正な組み合わせを読み取ります。

電池が必要な代わりにCdsを使った感度が良いものや、カメラのホットシューに取り付けられる小型のタイプもありますので、必要なものを購入されるとよいと思います。



ですが、現在はほとんどが入射式の露出計しか販売されておらず、気軽に露出計を買うことは難しい状況にあるようです。

今のデジタルカメラには露出計が内蔵されているようなものですので、需要がないことがその原因なのでしょうね。

それでもマニュアルのレトロなカメラを使う時にはあると便利ですし、さらに小型化した露出計はそれなりに需要があると思うのですが…。

スマフォのカメラを利用した露出計アプリもあるみたいなので、いろいろと試してみるのもいいかもしれませんね。






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低照度の場面では、蓋を開放して感度を高める機能が付いています。

どういった場面から切り替えるのかいまいちわからないのがネックですが、たぶん役に立つ機能なのでしょう。

開放時は、ダイアルを合わせる指針を変えて、それに対応した数字を読みとります。

この露出計は、1950年代のとても古いタイプのようですが、いまだ元気に針が振れています。





さて、気になる肝心の精度なのですが、正直合っているのかは微妙です(^^;)

60年前の製品であり、年月もかなり経っているので当時からこうなのかまではわかりませんが、どうもセレンが元気すぎて針の振れが大きいのです(笑

いまだ元気なことは結構なのですが、そのまま撮影するとアンダーな写真になってしまいます。

デジカメで比較してみたことなので正確なことは言えませんが、少し振れすぎてしまうのをASA32ぐらいまで落としてあげると、ちょうどよい値になってくれるようです。



デジカメの露出決定と露出計の数値が果たして同じでよいのかわかりませんが、とりあえずこれで撮影してみて、結果報告ができたらと思っております(^^)



appledrink2411

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by appledrink1124 | 2018-05-04 09:20 | Camera | Comments(0)