FUJICA Half のこと

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FUJICA Half


しっかりとした大きさと重さで、本格的な雰囲気がただよう厳格なイメージなカメラです。

Penやrepoは、とても可愛らしいデザインで攻めていますが、こちらはとても硬派で玄人受けを狙ったカメラのように見受けられます。

実は機能も本格的で、自動露出のEEオートによる撮影に加え、絞りとシャッタースピードを自由に組み合わせられるマニュアル撮影と、カメラ好きにはたまらない仕様となっております。

さらにセルフタイマーも搭載し、バルブでの撮影もこなしてしまうという、技のオンパレードなカメラなのです。



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細かい突起のあるレザーで包まれたデザインになっています。

とても滑りにくくつかみやすい素材なので、グリップしやすいと思います。

両肩からストラップ用の穴が出ているので、肩がけのストラップが使えるのも地味にポイント高いです。

フイルムカウンターは、上部にスペースがなかったのか底の部分にあります。ちょっと見づらいかな。



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ピントから絞り、シャッタースピードをすべて任意で設定出来ます。

絞りのところにあるAを選ぶと、EE自動露出のオート撮影に切り替わります。

セレン電池(太陽電池)を使っていますのでボタン電池は必要なく、とてもエコロジーなカメラでもあります。

ピントは、P(1.2mmポートレート)・G(グループ3m)にクリックが切ってあります。

シャッタースピードは、B(バルブ)・1/30秒・1/60秒・1/125秒・1/300秒の4パターンで設定可能です。



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ファインダーの中はこんな感じ。

オートにすると左の赤いところにある指針が上に振れて設定値を示します。

常に示しているわけではなく、シャッターを半押しした状態で針がロックされ露出が固定されます。

ただ不思議なのは、シャッタースピードの値がマニュアルでもある1/300秒ではなく、1/250秒までしかないのが謎ですね。




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ISO感度は、ここで調節します。

ISO12~200までとずいぶん低感度までの設定しかありませんが、ハーフ版では微粒子である低感度のフイルムのほうが向いていますので、そんなに個人的には気にならないかな。

ここは露出計と直接連動しており、指針のスタート位置がズレることで露出の調整をしているようです。

最初見たとき「?」になったダイアルの中の数字ですが、これは中に入っているフイルムを自分で忘れないように設定しておく場所で、カラー・白黒の何枚撮りが入っているのかと、EMPはエンプティーの略で中にフイルム入っていませんよっていう意味のようです。


やはり個々にいろいろな工夫があって、ハーフサイズカメラは奥が深いですね。

富士フイルムのカメラだけあって、写真を撮るための機能にとても力が入っており、写真に詳しい人でも満足させる機能をもってくるあたりは、フイルム感材メーカーとしての意地を感じることが出来るカメラだと思いました。


appledrink2411

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by appledrink1124 | 2017-12-04 21:58 | Film Camera | Comments(0)

フィルムの半分で楽しむスタイルへようこそ…


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